管理番号 | 新品 :81391139093 | 発売日 | 2025/02/21 22:29 | 定価 | 1,755円 | 型番 | Z0837759493 | ||
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商品詳細アフター・メルケル 「最強」の次にあるもの 唐鎌 大輔 (著) 16年にわたる「女帝」の政治がもたらした「果実」と「負債」。 世界が混迷を深めるなか、“欧州の巨人"はどこに向かうのか? そして日本は何を学ぶのか? リーマンショック、欧州債務危機、その後の強力な経済成長、パンデミック危機……これらの期間(同国史上最長の16年)を通じドイツを率いたアンゲラ・メルケル首相。大きな危機をたびたび「食う」ことで地盤を固めてきた「女帝」とも「鉄の女」とも称される彼女は、EUやユーロ圏の礎を築いた政治家の1人であり、世界の政治史に名を残す傑物といえる。そのメルケルがいよいよ政治の世界を去る。首相在任中にドイツは「病人」と呼ばれた状況から復活し、経済は際立った安定を実現、域内での政治的発言力ではフランスを突き放した。だが「強いにもかかわらず他者のことを考えない」姿ばかりが注目され、尊敬や信頼を勝ち得たわけではない。域内には不公平感が募り、亀裂が生じていったのだ。 では、次のリーダーはこうした亀裂を癒していけるのか? そのリーダーを決める2021年9月の総選挙は二大政党の激しい接戦となり、2021年11月、ようやく連立新政権が発足したが、その先の展望は難しい。 本書は、日本を代表するマーケット・エコノミストの1人で、欧州に対する造詣の深い筆者が、メルケル引退をEU史における1つの節目と捉え、過去を総括し、現状を整理した上で、未来を展望するもの。「欧州の病人」と呼ばれたシュレーダー政権は抜本的な改革により、次のメルケル政権にしっかりその果実を引き渡した。では、メルケル政権は次の時代に向けて何らかの果実を残せたのか。それとも残ったのは負債だったのだろうか。さらに、日本は何を学び、これからをどう考えるべきか。「メルケルなきドイツ」「メルケルなきEU」を展望し、初の離脱国を迎え岐路に立たされているEUに鋭く切り込む。 第1章 【現在】メルケル時代の総括――4つの次元における整理 第2章 【現在】ドイツ一強がもたらす「歪」 第3章 【過去】「病人」は如何にして復活したか 第4章 【未来】アフター・メルケル時代のドイツはどこへ 第5章 【補論】日本はドイツから何を学ぶべきなのか 終 章 アウター・メルケル時代に思うこと #唐鎌大輔 #唐鎌_大輔 #本 #社会/経済・金融商品の情報カテゴリー:本・雑誌・漫画>>>本>>>ビジネス・経済商品の状態: 目立った傷や汚れなし